当サイトブログには広告が含まれます。

JBエンジンとは
ダイハツのJBエンジンは、同社が開発した直列4気筒DOHCターボエンジンで、小型車や軽自動車向けに搭載されました。特に、JB-DETやJB-ELなどのバリエーションがあり、軽自動車のスポーツモデルにも使用されています。

JBエンジンの基本仕様
• 形式: 直列4気筒 DOHC 16バルブ
• 排気量: 659cc
• 内径×行程: 61.0mm × 56.4mm
• 燃料供給: 電子制御燃料噴射(EFI)
• 圧縮比: 9.0~10.8(仕様により異なる)
• 最高出力: 64PS / 6,000〜7,600rpm
• 最大トルク: 10.2~11.2kgf·m / 3,200〜4,000rpm
代表的なJBエンジンの種類
1. JB-DET(ターボ)
• 特徴: ターボ付きで、高回転型のエンジン特性
搭載車種
• ダイハツ コペン(L880K)
• ダイハツ ネイキッド ターボ
• ダイハツ MAX RS
• ダイハツ ムーヴ カスタム(L900系)
• スペック: 64PS / 6,400rpm, 11.2kgf·m / 3,200rpm
• ターボ: IHI製の小型ターボチャージャー搭載
2. JB-EL(NAエンジン)
• 特徴: 自然吸気(NA) で、燃費とバランスの取れた性能
搭載車種
• ダイハツ ストーリア(M100系)
• ダイハツ YRV(M200系)
• スペック: 64PS / 7,600rpm, 10.2kgf·m / 4,000rpm
• 高回転型エンジン: 7,600rpmまで回る高回転設計
JBエンジンの特徴

にほんブログ村
1. 高回転型のエンジン設計
• NAでも7,600rpmまで回るため、スポーティなフィーリング。
• ターボ仕様(JB-DET)は、低回転からトルクを発生し、扱いやすい特性。
2. 軽自動車ながら4気筒DOHC
• 一般的な軽自動車用エンジンは3気筒が主流だが、4気筒DOHCにより振動が少なくスムーズな回転フィール。
3. ターボ仕様はパワフルな加速
• JB-DETはIHI製ターボを搭載し、軽自動車枠の64PSをしっかり発生。
• 特にL880Kコペンでは、チューニングにより80PS以上の出力も可能。
4. 耐久性とチューニング性
• 鍛造ピストンを採用し、ブーストアップなどのチューニングにも耐えられる。
• 一部の車両では社外ECUやタービン交換で100PS超えも実現可能。
JBエンジンのデメリット
• 燃費が3気筒エンジンより劣る
• 4気筒なのでフリクション(摩擦)ロスが大きく、燃費性能は3気筒エンジン(EF、KF型)より不利。
• エンジン重量が重い
• 4気筒構造のため、同クラスの3気筒エンジンに比べて若干重い。
• 部品供給の問題
• 近年はKFエンジン(直3)に置き換えられたため、純正部品の供給が減少しつつある。
JBエンジンの評価
• スポーツ志向の軽自動車に最適
• 高回転まで回るエンジン特性
• チューニング耐性が高い
• しかし、燃費や重量の面で実用車には不向きな面もある。
現在の状況

JBエンジンはすでに生産終了しており、現在のダイハツの軽自動車は**KF型エンジン(直3)**が主流です。しかし、コペンL880Kを中心に、今でもチューニングやレストア需要が高いエンジンです。
まとめ
• JBエンジンは4気筒DOHCターボ
• 軽自動車では珍しい高回転型エンジン
• チューニング耐性が高く、スポーツ向け
• 燃費や重量は現代の3気筒に劣る
ということで
JBエンジンはターボだけと思っていた私😅
業者オークションに出ている車両を仕入れようと色々調べていたら、NAが有ることに気付き、ビックリ‼️
アバンツァートとかでターボしか無いかと思ってました😄
仕入れる時はターボかNAかも調べないとですね🤔